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2023.10.25     『マルータ11月号』に当事務所の記事が掲載されました。



今回の記事は『贈与税の改正』についてです。


非常にややこしいので、国税庁の税制改正のあらましを添付します。

0023006-004.pdf (nta.go.jp)


簡単に説明すると、今までは、『亡くなった3年前までの贈与は相続時に加算』から『亡くなった7年前までの贈与は相続時に加算』となりました。

これは、110万以下で非課税での贈与も含まれます。

結果として増税になります。

贈与をするにしても早めから考えないと、効果が発揮できなくなります。

ちなみに、これは法定相続人に限った贈与になりますので、孫への贈与については今まで通り影響はありません。





11/5(日)に丸亀市のマルタスで『40歳からの終活相談会』が開催されます。

今回が初めての企画のようで、私も相談税相談として参加します。

空き家問題・墓じまい・遺族ケア等の相続に関する専門家が参加しているようです。

ご興味のある方はぜひ参加してください (^^)



2023.9.25     『マルータ10月号』に当事務所の記事が掲載されました。



今回の記事は『生前の預金引出』についてです。

本当によくある話です。

生前に、お葬式の費用として、まとまったお金を口座から引出すことがあります。

このこと自体に問題があるわけではありません。

問題となるのは、この引出したお金を相続税の申告時に含めないことです。

『預金残高になければわからないだろう』と考える人もいますが、通帳を確認するとすぐにわかりますよ。


2023.8.25     『マルータ9月号』に当事務所の記事が掲載されました。


今回の記事は『遺言(ゆいごん)』についてです。

早速ですが、相続の時にもめる人って、財産が多い人だけだと思っていませんか?

実は、もめる場合に財産の多い少ないは、ほとんど関係ないといった調査結果も出ているみたいです。

ですので、遺言を作成するメリットはすべての人にあると考えています。

財産の分け方だけでなく、生前の想いも記載することも可能です。

遺言には『自筆遺言』と『公正証書遺言』の2種類ありますが、自筆の場合は要件を満たさず無効となる恐れがあることから、公正証書遺言をお勧めしています。

公正証書遺言を造る場合は、公証人役場というところで相談できます。

一度、相談を検討してもいいんじゃないでしょうか?


2023.7.25     『マルータ8月号』に当事務所の記事が掲載されました。



今回の記事は『非上場の株式』についてです。

記事にもあるように、上場している会社の株式には取引相場があり、財産としての評価額はイメージしやすいと思います。

ただ、中小企業の株式には取引相場がないため、【出資した金額がそのまま相続財産になる】と勘違いされている人も多いですが、特殊な計算により評価額を計算するようになります。

会社の業績がよく、内部留保が多くなると評価額が跳ね上がることもあります。

中には出資時の10倍の評価額になることもあります。

事前に後継者に贈与する等の対策も検討できますので、ぜひご相談ください。


2023.6.25     『マルータ7月号』に当事務所の記事が掲載されました。



今回の記事は『家財』についてです。

基本的な考え方として、換金価値があるものが相続財産となります。

ただし、『お墓・仏具』などは対象外となります。

生前にお墓、仏具を購入すれば現預金が減少することになり、相続財産を減らすことが可能となります。

この場合には、記事にもあるように換金性の高い『純金製』の仏具については、相続財産として含める場合もありますので注意してください。


2023.5.25     『マルータ6月号』に当事務所の記事が掲載されました。

今回の記事は、『生命保険』を活用した相続税対策です。

記事にもあるように、死亡保険金には相続人の数×500万円の控除があります。


以下に例を記載します。

 ・相続人が2人の場合

 ・相続税の基礎控除 3,000万円+(600万円×2人)=4,200万円

 ・財産が4,200万円を超える場合は、相続税の申告・納税が必要になる。


①5,000万円を全て預金で相続した場合

 ・相続税の対象

  預金5,000万円-基礎控除4,200万円=1,200万円


②預金のうち1,000万円を保険金に変えた場合

 ・相続税の対象

  死亡保険金1,000万円については非課税となる。

  預金4,000万円-基礎控除4,200万円=0

  財産額が基礎控除を下回るため、相続税の申告・納税なし  


全て預金で相続した場合は、相続税の負担がありますが、保険を活用すると申告納税が不要となります。

追加で財産を誰に渡したいかを指定できるメリットもあります。


★『一時払い終身保険』とは、払込期間分の保険料を一括で払うような保険になります。

 保険金が500万円なら、500万円を一括で支払うイメージで、預金が保険金に変わります。

  

2023.4.25     『マルータ5月号』に当事務所の記事が掲載されました。


今回の記事は田んぼについてです。

実際に『売れる金額』と『相続税評価額』は異なります。

その為、いざ相続時に計算してみると驚かれることもあります。

事前に評価額を知っていることで、対策の幅が広がります。

農業を続けることで相続税の猶予を受けることも可能ですし、相続前に売却して現金化を検討することもできます。

ご家族で検討してほしい事の一つです。


2023.3.24     『マルータ4月号』に当事務所の記事が掲載されました。

丸亀市・宇多津町の地域情報誌『マルータ』へ記事が掲載されました。

今後も継続して、相続に関する記事を掲載していく予定です。

意外と知らないことや、気を付けてほしいこと等を中心に、わかりやすい記事が書けたらと思っています。

よく相続に関して、どこに相談したらいいのかわからないという話を聞きます。

四国税理士会丸亀支部でも無料相談を行っていますし、当事務所も行っていますので、気軽にご相談ください。

円満に相続を進めるためにも、相続発生前に相続について考える機会になればと思ってます。